自宅で子供と二人で過ごしていた時の出来事を書きたいと思います。
私には2歳の子供がおり、夫婦で共働きをしているので
片方が仕事が休みの時、片方が子供を見ていることがあります。
今回は、私が仕事が休みで子供と二人で自宅で過ごしている時の
出来事です。
踊りながら何かを捕まえてきたわが子
私がテレビを見ており、子供がおもちゃのピアノで遊んでいる時です。
急に娘が何かを思い出したように走り出し、1メートルくらい走った何もない
床の前で跪きました。
子供 「あー ぴっぴだ」
何もない床に両手で何かを大切にすくうように持ち上げました。
すくった両手の状態で、私のところへやってきて
子供 「ぱぱー ぴっぴいたよ」
と話しました。
きっと子供の中で、床に小鳥がいたので拾って持ってきたという
想像なのだと思いました。
私 「このぴっぴどうすればいいかな」
子供 「うーん…ご飯ちょうだいだって」
どうやら、うちの子は小鳥と話せるスキルが身についていたようです。
私 「そうなんだー 小鳥は何を食べるのかな」
子供 「お肉!!」
うわぁー…まさかの肉食!!
いやっ…鳥も虫とか食べるから肉食だろうけど
もうちょっと可愛い想定にしてほしかったと父は残念に感じる。
私 「そっかぁ…じゃあ小鳥さんにご飯あげるね。はいどうぞ」
私は何かを取り出したような仕草をして、何も見えない小鳥に餌を渡した。
子供 「わあー鳥さんおなかパンパン」
私には見えないが、小鳥さんはおなか一杯のご様子だったみたいです。
野生に返すが、再び捕まえる。
私も見えない鳥さんを相手にすることが疲れてきたので
どうしようか考えた結果
小鳥さんをこの場所から飛び立たせる作戦を決意。
私 「小鳥さんおなかいっぱいになったからバイバイしなきゃね」
子供 「バイバイ?」
私 「そう!バイバイ。パパが飛ばしてバイバイするね。」
私は両手を上に掲げるように大きく開き
私 「そーれ!! バイバイ」
子供 「あー-------- ばいばいだめー--!!!」
娘は走り出しました。
子供 「ぱぱー-- だめだよ!!」
怒られました。
どうやら、野生に返してはいけなかったようです。
仕方ないので、私も見えない鳥を追いかけました。
私 「待て待てー」
子供 「まてまてー」
大体1分くらい家中走り回って、私が両手で小鳥を捕まえました。
私 「捕まえたよ。はい、小鳥さん渡すね」
子供 「ありがとう」
私が子供へ空想の小鳥を渡した瞬間
子供 「じゃーねー バイバーイ」
すぐに野生へ飛び立たせました。
あー…自分でやりたかったのね… 一生懸命捕まえて損したわあ…
空想小鳥のまとめ
以前はやっと歩けるようになったと感じていましたが
今では空想するほど成長したのかと感心する日でした。
子供の成長が早いとよく聞きますが、身をもって体感できました。
しかし、子供の想像力って面白いですね。
これも、子育ての楽しさなのだと、実感できました。
おわりです。