皆さんお仕事お疲れ様です。
今回は仕事の失敗について話題にしていきます。
皆さんの中に「私は今まで仕事で失敗したことはない」と言い切れる人は
いるでしょうか。
私はほとんどの方が「No」と答えると考えます。
人間は失敗してしまう生き物です。
しかし、失敗は誰にでもありますが、自身で起こしてしまうと
「やってしまった…」と感じ、落ち込む気持ちになってしまうかと思います。
失敗は悪いもので、できるだけ起こらない方がよいと捉われがちですが
そうとも言い切れません。
今回はその理由も含め、失敗について挙げていきます。
失敗は悪ではない
失敗について、皆さんはどのように捉えていますか?
- 失敗は周りの評価を下げてしまう
- 失敗して誰かに怒られてしまう。
- 失敗をすれば、仕事をもらえなくなってしまう。
このような考え方をしているのではないでしょうか?
失敗をしたくないという気持ちはわからなくもありません。
しかし、失敗をすることは「成功するための経験の一つ」に過ぎません。
失敗は成長の糧である
失敗について、発明家のエジソンはこんな言葉を残しています。
「私は失敗したことがない。うまくいかない1万通りの方法を見つけたのだ」
引用 『働き方の哲学』
この言葉から「失敗」は悪い事柄ではなく「成功」するための仮定であると受け取れます。
失敗をしなければ、何がうまくいかない方法かわかりません。
何かの課題解決を成功させるためには、失敗し成功する方法を探し出す
「トライ&エラー」が重要です。
失敗を恐れすぎている
「挑戦したいけど、失敗してしまうかもしれない」
「頑張って失敗すると辛いからやらない」
このように「失敗」することに恐れてしまう方もいます。
しかし、前項で出た「トライ&エラー」は、確実な経験知となります。
では、挑戦し失敗することでどのようなものが得られるでしょうか。
失敗で得られるものは
- 感動・自身
- 人とのつながり
- 経験知
- 次への挑戦の希望
以上のものが得られます。
挑戦しないリスク
経験になっても、失敗するほうが嫌な気持ちになるので避けたいと
考える人もいるのではないでしょうか。
しかし、失敗を恐れ、挑戦を拒否することで得られるものはありません。
挑戦しないことにより
- 何かを挑戦しなかったという過去に対する後悔
- 経験知が付かず、時間だけ浪費される
このようなデメリットがあり、挑戦しないことを続けていくと
後悔が増え、経験する機会が損失する。機会が巡ってきても
失敗を恐れ続けたことで、臆病癖や怠慢癖が染みつき
挑戦することができなくなってしまいます。
人間は「変わること」を恐れる
『挑戦し失敗して経験知を培っていこう』
そんな言葉を伝えてもなかなか行動に移せない方は多くいると思います。
そもそも人間は、現状に問題を感じなければ、変化しなくてもよい
と心理的に感じてしまいます。
心理学ではこれを「現状維持バイアス」といいます。
挑戦することで、よい経験が詰めるとわかっていても、失敗するリスクを
恐れてしまうことも「現状維持バイアス」が原因でもあります。
現状維持バイアスの対策
現状のままでよいと考えは、よりよい改善案が出て挑戦しようとしても
「失敗が怖い」という思考に変換してしまう恐れがあります。
対策として
- 客観的な思考でメリットを探っていく
- 既存の考えを持っていない状況であると想定して考える(ゼロベース思考)
以上の対策が挙げられます。
客観的な思考でメリットを探す
「現状維持バイアス」は、挑戦する前に実行している方法や考え方が最良である
という思考に陥ります。
しかし、本当に現状の考えが最良なのかと考え、新しく挑戦することへの
メリットを出していきます。
この考えによって、最良という考えが「失敗を恐れる思考」ではないかと
疑うきっかけ作りになります。
ゼロベース思考
既存の方法や考え方が元々ないものであるものとし
挑戦した結果、どのような状況になるかを想定する方法があります。
想定した考えと現在の考えを比較し、どちらがよいか考えることができます。
失敗を経験して成長しよう
今回は失敗を恐れなくてもよい理由を書いていきました。
失敗は悪いものを片付けてしまう方はいるかと思いますが
失敗がなければ人は成長するきっかけを作ることができません。
常にトライ&エラーを繰り返し、自身にとってよりよい経験を
積んで頂ければと思います。
おわり。