皆さんお仕事お疲れ様です。令和も5年になり、月日が経つのが早いなと感じている今日この頃です。
今回は、私個人の経験について書いていきます。私は3年前に転職をして田舎から都会へ引っ越すことになりました。引っ越しをする前、友人から次のようなことを心配されました。
- 都会にいってお金大丈夫か。何でも高いんじゃないか。
- 車のない生活になって、慣れなくて大変じゃないか。
- 見知らぬ土地に行って不安になるんじゃないか。
このようなことを言われていました。私もこの言葉を聞いて当時は完全否定することができませんでした。
都会から田舎者に対する試練
私が田舎から都会に来て最初に受けた試練は『電車移動』です。見たことがない程の人間の数に圧倒されます。
一体どこから出てくるのか…。そんな言い方をしては他の人に失礼ですが、そんな印象を受けました。特に新宿や池袋、渋谷に行けば尚更です。降りるたびに駅という迷路に送り出されます。私は右も左もわからない状態で、電光掲示板を頼りに移動します。携帯のマップを開いても、よくわからない場所を指すので、役に立ちません。
都会へ来たばかりの私は不思議でした。大半の人間は、まるで床が動いているんじゃないかというくらいきれいな流れで歩いていきます。今の私には見慣れた光景ですが、当時の自分には異様な光景でした。
都会は移民だらけ
外国人という意味ではありません。46道府県の方が東京へ集結しています。私の右にいる人は北海道、左が沖縄出身というのはよくあります。
田舎から引っ越すことで、独特の方言が出て、周りから笑われてしまうのではと心配してましたが、周りに関西弁や青森の方言が飛び交うことも多いので、あまり気にする必要がありません。
『田舎者はバカにされる』そんな風習をどこかで聞いたことがありますが、全くもってそんなことはありませんでした。
田舎は夜空。都会はビルディング。
都会から田舎へ研修等で来訪する際、こんな言葉を聞くことがありました。
『田舎は光が少ないから星が綺麗に見える』
私は何を言っているのか正直よくわかりませんでした。夜に星が見えて当然という感覚でいた私にとって、星が見えないという現象がよくわからなかったです。しかし、実際に都会に生活すると、星が一つか二つ見えればいいほうだと感じることが多くありました。
星空は都会住みにとって、とても希少なものなのです。
しかし、星空がない分、田舎では見られない夜景が見られます。それは『ビルの明かり』です。私のブログの背景がビルの明かりになっているのもそれが理由なのですが『都会へ来た』と初めて実感した光景がたくさんのビルが光っている姿でした。
個人的にどちらも私は好みです。屋上でビアガーデンをやっている所でお酒を飲みながら夜景を見るのは最高です。
何でも高いは誤解。
都会は基本賃貸等は高めです。駐車場代も田舎と比べで高いので、車を持つことが難しいケースも出てきます。しかし、基本車はいりません。バスや電車でどこにでも行けます。カーシェアをしている場所も多数あります。
都会では水道代は特に変わりません。光熱費はいくつか企業があるので、選択することができます。田舎だと一択の可能性があり、企業間の価格競争がないことがあり、高めに設定される場所も時折あります。
食品も光熱費と同様、価格競争も相まって、安く手に入る場所も多くあります。
都会はなんでも高いは誤解です。場合によっては田舎の方が高くつくこともあります。また、各都道府県の平均年収を見ると、都会の方が年収は高い傾向があります。
職業によって違いはありますが、都会の方が最低賃金も高いこともあり、給料は高めに設定している企業も存在します。見方を変えれば、田舎も都会もさほど条件は変わらないのです。
見知らぬ土地に不安は、考え方による。
都会へ来たばかりの頃、不安でいっぱいのことがありました。人はどこもたくさん、食事をするにも並ぶことも多く、狭い空間で外食する。知人も近くにいないので、何かあった時どうすればよいか不安になる。そんなことを感じることがありました。
しかし、徐々に慣れていき、知らない場所について情報があると『今度行ってみよう』という気持ちにさせてくれます。食事をする場所や買い物をする場所も多数あるので、いろいろな発見があります。
『住めば都』
昔からそのような言葉がありますが、まさにその通りです。何もわからないからこそ、不安を感じてしまう。しかし、知らないということは、新しい出会いがある。
何か刺激が足りないと考えながら田舎に住んでいる人は、ぜひ都会に住むことをお勧めします。
人生の転機におすすめ
今回は田舎から都会へ3年住んで感じたことをまとめて見ました。それぞれ感じ方に個人差はあるでしょうが、はっきり言えることはあります。
それは、都会に住むことでいろんな出会いや経験ができるということです。
地元が大切で離れたくない方や、田舎が好きという方もいるので、100%おすすめとは言えませんが、新しい刺激が欲しいと感じる方や、挑戦したいことがある方はぜひおすすめです。
対象の方がいれば、この記事を参考にして頂けたら嬉しいです。
おわり。