今回は転職について話していきたいと思います。
私がよく周りから仕事に関する内容が飛び交うとき
「終身雇用であれば、退職金が入る」
「転職すれば、今まで仕事で培ってきたものがゼロになってしまう」
少し偏った考え方かと思いますが、皆さんの中にもこれに近い内容を
聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。
今回のテーマは、転職に悪いイメージを持つ方や転職を悩んでいる人を
対象に伝えていきたいと思います。
転職前 私のイメージ
私がこの内容を書く理由として、転職前、私自身も転職を経験する前
あまり良いイメージがなかったためです。
以前のイメージは
- 転職してしまえば、環境や人間関係が変わってしまう
- 今まで覚えた仕事が、離れたことで無駄になってしまうのではないか
- 役職をもっているが、転職することで立場が変わってしまう
そのような考えに縛られ、私は転職の考えは全くありませんでした。
プロフィールでも紹介させてもらいましたが、そんな考えを変えたのは
結婚して子供を持つようになってからです。
家族と時間について
人によって個人差はありますが、単身と子供がいる家庭では、自分のために
使える時間の量は変わってくると思います。
私は家族を持つことで
- 家族の食事や洗い物、洗濯=家事の時間
- 子供の保育園の送り迎え=子供の時間
- 家族で当日にあった出来事や今後について話す=家族の時間
単身の頃になかった時間が増えていきました。
各家庭によって違いがあると思いますが、自由に使える時間は減っていると
考えられます。
仕事と家族の両立が難しくなった
転職前の職場では、業務内に仕事が終わらないことが多くあり、
休日出勤することもありました。
私自身の効率に問題があるのではと当時は考えていましたが
転職し、別の仕事に就くことで以前の職場で
残業が出てしまう理由がわかりました。
- 就業直前に業務が出てくるシステム
- 適材適所に業務分担されていない
- 残業することが評価基準になっている
以上の理由から残業をすることが評価に繋がる職場の雰囲気
ができ、それを良しとする状況になっていたかと考えられます。
単身の時、私の自由な時間を犠牲にして残業をしていたので
その状況が不味いということに気がつきませんでした。
しかし、妻と子供を持った後、残業をして帰る私を妻が見て
「なぜ残業しているのか。本当に必要な残業なのか」
「残業することで、家族の時間が減ることは問題ではないか」
「子供はすぐに成長していく。残業すると、子供の成長を見逃すことになる」
という話しを私によくしていました。
始めは仕事をしなければ、稼ぐことができないので、仕事が優先しなくてはいけない
という考えが強く、妻の言葉を流す感覚で聞いていました。
しかし、その考えは徐々に変化していきました。
転職に動き出し、無事内定
残業が続き、家族の会話が減っていきました。
そんな日々が続き、ふと考えました。
「本当にこの仕事を続けていてよいものか」
「家族と過ごす時間は、今の形が最善だろうか」
疑問が出ることが増え、私は転職サイト等の求人を見る機会が出てきました。
調べれば、多くの求人があり、当時持っていた資格や経験を活かせるものも
ありがたいことに多数掲載されていました。
その中に休日が当時の仕事より多くあり、待遇もよい求人を発見しました。
すぐに家族会議をしましたが、妻は家族と交流する時間ができる観点から
二つ返事で許可がでました。
すぐに面接を行い、無事内定を頂くことができました。
転職は自分を生かし、生活の質を上げる。
現在は、以前の仕事を生かした業務に就き、ワークライフバランスを大切にした考え方
もあり、仕事終わりや家族との時間も確保できるようになりました。
また、同僚に恵まれ、仕事はとてもやりやすい環境にいます。
以前の経験も無駄にならず、アドバイザーの立場になることもあります。
現在、転職に悩んでいる方に伝えたいことは
- 転職に悩む前に求人を探してみる
- 今の仕事に縛られず、他の仕事を見て、視野を広げることも大切
- 新しい環境で自身の経験や知識を生かせる可能性がある
- 仕事と生活の両立ができる可能性がある。
転職に悩むかたは、ぜひこの内容を参考にし
挑戦するきっかけになってもらえれば幸いです。