仕事について

仕事のストレスとの付き合い方について

「今日は仕事に行きたくないな」

「朝、布団から出たくないな」

「今日~さんと一緒に仕事で憂鬱だ」

仕事をしていて、そんな経験をしている方はいるかと思います。

このような気持ちになると、仕事に対するモチベーションも下がりますし

ひどい場合は、欝になる可能性もあります。

今回は「仕事のストレスに対する付き合い方」について挙げていきます。

ストレスが溜まる要因はなにか

仕事でストレスが溜まる要因は多くあると思いますが、大きく分けると

次のような内容だと考えられます。

  1. 同僚や部下、上司と折り合いが合わない等の人間関係の問題
  2. 仕事内容にやりがいが持てない等の問題

項目で上げたことことが原因で、仕事に対するストレスに繋がってしまって

いる可能性があります。

それでは、問題が起こってしまう要因と対策について出していきます。

人間関係の問題について

転職の理由に「人間関係」が原因という内容をよく目にします。

理由は人それぞれかと思いますが、私が考える一番の解決策は

「自分自身の考えを持つ」ことです。

日本には「八方美人」という言葉があります。

言葉だけを見ると、とても美しいイメージを持ちますが

仕事に当てはめると、どんな人にでも合わせることができる

と解釈できます。

人に合わせられる能力は、とても素晴らしいものですが

私はおすすめはできません。

その理由は、他人に合わせることで、自身の考えで動かない可能性が出てくるためです。

自身の考えで動けないことは、非常にストレスになります。

そうはいっても、他人に合わせないことで嫌われてしまうのではないか

不安になる方もいるかと思います。

しかし、そんな人は考え直して欲しいです。

自分以外の全員が自分を好きになることは絶対に不可能です。

そのような不可能なことを続けていくことは、申し訳ないですが、時間の無駄です。

もし、他人に好かれる努力をしているのであれば、その考えをやめ

自分はどう考え、どう行動していくかという方向へシフトしてください。

考えがしっかりした人は、嫌う人も出てくるかと思いますが

一緒に行動を共にする人も必ず出てきます。

ぜひ、自分に自信をもって行動してみてください。

そうすれば、他人を気にするストレスが減っていくはずです。

仕事にやりがいを持てない

「仕事にやりがいが感じられない」「仕事に行くことが憂鬱だ」

そんな気持ちで仕事をしている人もいるのではないでしょうか。

このような心境が続くことで、モチベーションが下がり、大きなストレス

感じることもあります。

このような気持ちになってしまう方の解決策として

「守破離」の考え方を実践することをおすすめします。

「守破離」は、日本の武道や芸術における学びの姿勢を表す言葉として使用されます。

具体的には

「守」は師について流儀を習い、その流儀を守って励むこと

これを仕事で表すと入職し、上司や先輩から仕事を教わり実践していくことが例に

挙げられます。

「破」は師に学んだ流儀を極めた後に他のやり方を学ぶことです。

上司や先輩から学んだこと以外を学び、新たな仕事にチャレンジすることを表します。

「離」は自己の研究を集大成し、独自に一流の仕事を編み出すことです。

新しい業務や企画を提案し、実践する行動を表します。

仕事は基本がしっかりできていなければ、自分のやり方で仕事をよりよくすることが

できるはずがありません。

仕事を成功させるには守→破→離の順で学んでいくことが最短のルートであるという

考え方が「守破離」と表現されています。

次に仕事のやりがいと「守破離」の関係性についてです。

人間の大半は「やらされている」という気持ちで作業を行うと

苦痛に感じることがあると思います。

「守」は仕事で例えると、誰かに指示を受けながら仕事をしている状況で

業務の基本を覚えていく段階です。

しかし、その期間が長く続くと、基本を覚えることから

「誰に指示されて仕事をする」ことになります。

言われたことを言われたようにやるということは、奴隷と一緒です。

そんな状況がやりがいがあると感じることはないです。

そうならないためには、「守破離」の「離」を目指しながら業務を行うこと

つまり、自主的に動けるようになることです。

基本をしっかりと身に付け(守)、身に付けたものから書籍等を使って知識を取り入れ(破)

新しいシステムを作り、周りに伝えていく(離)

ただ、指示されるのではなく、新しいものを創造することによって

自信につながり、仕事に対するやりがいになり、ストレスを緩和させる

ことになります。

まとめ

今回は仕事のストレスとの付き合い方について出させてもらいました。

ストレスが溜まり、体調を崩してしまうと、仕事ができなくなる危険性があります。

責任をもって仕事に励むことは、とても立派なことですが

体調が悪化してしまえば本末転倒です。

そんな方が少なくなるよう、ぜひ参考になればと思います。