熱い中お仕事お疲れ様です。
新卒の方は、社会人になって3カ月経つ頃ではないでしょうか。
企業によっては、試用期間が終了し、教わった業務を一人でこなす時間が増えてくる
時期でもあります。
そんな方や、中堅、ベテランと言われる方に問います。
『仕事ができる人ってどんな人ですか?』
すぐに『これだ』と断言できる答えが出る方はいるでしょうか。
今回は、その答えを集約したのではないかと言っていい程まとめられた書籍があったので
私の意見も含めて紹介していきます。
AI分析で分かったトップ5%社員の習慣
今回紹介する書籍は『AI分析でわかった トップ5%社員の習慣』です
簡潔に著者の紹介をします。
株式会社クロスリバー社長 株式会社キャスター執行役員
2005年 米マイクロソフト本社に入社
2017年 クロスリバー設立
ムダな時間を削減し社員の働きがいを上げながら利益を上げていく 「働き方改革」の実行を支援
参考URL:https://schoo.jp/teacher/3108 Schooより抜粋
今回の書籍は、著者が社長を務める『株式会社クロスリバー』が
働き方改革の支援を行う中、各社の人事評価『上位5%』の社員は
どのような働き方をしているかについて調査し『上位5%』社員が
仕事に対する取り組み方の特徴についてまとめたものです。
その中から、特に印象に残った内容を抜粋していきます。
抜粋する内容は以下の通りになります。
- 新しい挑戦にはデメリットがあることを理解している。
- まず単独行動をする
- 週に1回、15分間の内省タイムを持つ
それぞれ説明していきます。
①新しい挑戦にはデメリットがあることを理解している。
新しい挑戦に対して『上位5%』社員は次のように答えています。
「5%社員」は、新しい挑戦に対してデメリットがあると答えつつも、「失敗を成功への ステップと捉えるならデメリットにはなり得ない」と捉えているのです。…中略…
何も挑戦しないことに対して、失敗のリスクがないとはいえ、「失敗を成功へのステップと捉えるならデメリットとは言い難い」と捉えています。
引用:『AI分析でわかった トップ5%社員の習慣』
何かを挑戦すれば、失敗する可能性が出てきます。
しかし、挑戦をしなければ、何も変わらないですし、成功に結びつくことはありません。
失敗をすれば、結果から何が悪かったかを検証することができ
改善する機会も生まれます。
このように『トライ&エラー』を繰り返すことで、よりよいものが生まれます。
『上位5%』社員とそうでない人は、それを理解しているかどうかで
違ってくると、この文章で読み取れます。
以前、似た内容を投稿させてもらっていたので、載せさせてもらいます。
②まず単独行動をする
スピードが求められる緊急性の高い状況では、個の実現力(行動力+結果)が必要です。創造力は多様性重視のチーム戦で、実現力はスピード重視の個人戦です。
引用:『AI分析でわかった トップ5%社員の習慣』
組織で働くうえで、個人で動くことはあまり良しとされていないことがあります。
問題が発生したら、上司へ報告。報告の内容次第でさらに上の上司へ報告…
この流れが続いてしまうと、時間が立つにつれ、問題が大きくなってしまいます。
緊急性が高い案件であれば、尚更です。
『上位5%社員』は、それを理解しています。
理解した上で、すぐに行動し、問題の鎮静化に迅速に対応します。
また、そのようなチームをまとめるリーダーは、破綻しないよう
まとめる能力も必要とされます。
③週に1回、15分間の内省タイムを持つ
「5%社員」は内省が必要だと言っています。生活の中に、他人と交わらない1人だけの時間を作って、自分の行動や世の中の出来事を振り返るのです。…中略…「内省」を定期的に繰り返していけば、自分なりの価値観、判断軸ができて、意見を主張できるようになります。
引用:『AI分析でわかった トップ5%社員の習慣』
仕事に対して『内省』という振り返りを行うことによって、自身の行動を見直す時間を
『上位5%社員』は実践しています。
『内省』という言葉からは、失敗やうまくいかなかったことに対する反省のように
捉われる方もいますが、この『内省』は良いことも悪いことも含めて実施します。
『良かったこと』は、どうすれば次回も同じ結果を作ることができるか。
『悪かったこと』は、どうして悪い結果になり、そうならないためには
どう対策を取ればよいか。
それぞれを考えていき、自身の『価値観』や『判断基準』を明確化していきます。
これにより、自身の行動基準がはっきりしていき、自信を持った主張や行動へ
移ることができるようになります。
結果を出せる『上位5%社員』を目指す
今回は『AI分析でわかった トップ5%社員の習慣』を参考に
仕事で結果を出す人の3つの特徴について説明しました。
著書の統計結果から読み取れる通り、結果を残す人は
行動に共通点があります。
その行動を真似するだけでも、結果を残している社員に近づくことができます。
興味のある方は、ぜひ実践してみてください。
終わり。