仕事や家事、人間関係等、皆さんお疲れ様です。
生活していく上で、納得がいかないことや、理不尽な出来事があり
イライラしたということは多くの方が経験しているはずです。
今回は、イライラしてしまった時の対処法について述べていきます。
人はどんな時にイライラするか
イライラしてしまう気持ちは、どんな時に起こるでしょうか。
想定できるものとして
- 体力的に疲労が溜まり、余裕がない状態。
- 不都合な出来事が起こった時。
- 相手に怒りをぶつけられた時。
いずれか当てはめられると考えられます。
それぞれの具体例と対策を出していきます。
体力的に疲労が溜まり、余裕がない状況。
これは、上記の項目の通り、疲労が蓄積し普段は気にしないような出来事にも
イライラしてしまう状況を差します。
主な原因としてあげられるのは「睡眠不足」です。
睡眠不足による影響として
- 病気になりやすくなる
- 仕事のパフォーマンスが下がる
- 太りやすくなる
ということが挙げられます。
上記の項目内にある「仕事のパフォーマンス下がる」とありますが
主な要因として、睡眠不足により注意力や集中力が下がり、気分、感情等の脳機能
の低下見られるようになると明らかになっています。
結果、物事をうまく対処できないことでイライラしてしまう状況を作ってしまう
ことがあります。
対策として、人間は7時間以上の睡眠をとるとよいとされています。
思い当たる方は、ぜひ試してみて欲しいです。
不都合な出来事が起こった時
仕事やプライベートで、自分にとって不都合な出来事が起こり
イライラしてしまったことはありませんか。
例えば
- 部下に仕事をお願いしていたが、できていなかった。
- 対応した外部の人から、理不尽なクレームを受けた。
- 夫婦喧嘩中、妻(夫)から嫌味を言われた。
このような経験又は、似たような出来事があった方がいるのではないでしょうか。
こんなことがあると「なんでそうなってしまったんだろう」
「どうして私がこんなことしなくちゃいけないのだろう」という
気持ちになり、怒りに発展してしまう可能性があります。
怒ったりしないようにする対策として
- 6秒間頭の中で怒っているとつぶやく。
- ゆっくりと話す
というやり方があります。
①「6秒間」の理由は、もともと「怒り」の原因は脳内の
「アドレナリンの分泌」と「交感神経の興奮」であるとされています。
「アドレナリンの分泌」のピークは怒りを発してから6秒後と言われているため
6秒を過ぎれば、怒りのピークを過ぎると考えられています。
この仕組みをうまく使う方法として、6秒間頭の中で何かをつぶやき続けるという
やり方があります。
「私は怒っている…私は怒っている…私は怒っている」
と頭の中で何度もつぶやいてください。
アドレナリンのピークが過ぎれば、徐々に落ち着くはずです。
②の話し方について、皆さんの中で、相手が怒りに任せて話してきた時
同調して怒ってしまったという経験はありませんか。
売り言葉に買い言葉。相手の怒りにつられて感情的になってしまうと
怒りが込みあげていきます。
大抵、このような状況になった場合、トラブルに繋がり
最終的に不利益になることが多くあります。
そうならないため、相手に流されず
ゆっくりとした話し方をおすすめします。
ゆっくり話すことで、自身の気持ちも落ち着き
冷静で適切な対応ができるはずです。
相手に怒りをぶつけられた時
話し相手の虫の居所が悪く、怒りをぶつけられ、一緒に怒ってしまった
なんてことはありませんか。
人間がそのような対応をしてしまう原因として、脳内の「ミラーニューロン」という
神経細胞が、相手の真似をするという働きかけをしてしまうことが挙げられます。
怒りには怒りを、笑顔には笑顔をといったように、相手と同じ感情を返す
という場面は、たくさんの方が経験しているかと思います。
しかし、怒りから良いものは生まれません。
イライラした時は「深呼吸」をして、一旦リセットする
または、上記の項目でも挙げた「ゆっくり話す」ことで
冷静に対応でき、相手も徐々に穏やかになることもあります。
ぜひ、試して欲しいと思います。
怒りから何も生まれない。
相手に対し怒りをぶつけることで、その時はすっきりするかもしれないです。
しかし、後々自分が不利益な立場になったり、後で怒ったことを後悔することもあります。
このようなことが起こらないよう、怒りをコントロールを意識的に行い
適格な対応を常にできるようにしてみてください。
おわり。